SNSで使う「アバター」、実はサンスクリット語?

SNSにはそれぞれにさまざまな特徴があり、見ているだけでも面白いものです。
SNSやインターネット上で、自分自身を表すキャラクターや画像などを「アバター」と呼ぶことがあります。
今ではすっかり身近になった「アバター」という言葉ですが、実はその語源をたどっていくと、サンスクリット語に行き着きます。

「アバター」の語源は「アヴァターラ」

英語の「avatar(アバター)」は、サンスクリット語の「avatāra(アヴァターラ)」に由来する言葉です。

「降りる」「降下する」といった意味につながる言葉で、ヒンドゥー教では、神が地上に姿を現すこと、あるいはその化身などを表す言葉として用いられてきました。

神が別の姿となって、この世界に現れる。

そのような意味を持っていた言葉が、時代を経て英語の「avatar」となり、さらに現代ではインターネット上で自分自身の「分身」となるキャラクターや画像を指す言葉として使われるようになりました。

古い言葉がデジタルの世界へ

何気なく使っている「アバター」という言葉と、古代インドのサンスクリット語。

一見するとまったく異なる世界のようですが、言葉の歴史をたどってみると、思いがけないところでつながっています。

サンスクリット語は、古い文献の中だけに残されているものではありません。

私たちが日常で使っている言葉の中にも、その長い歴史の名残を見つけることができます。

身近な言葉の語源を少し調べてみると、そこから遠い時代や文化への扉が開くことがあります。

皆さんが普段使っている言葉の中にも、意外なサンスクリット語が隠れているかもしれません。